貝が喋る

あぶくのような言葉たち

どうも、貝です。

 

前も書いたかもしれませんが、僕の家って、ひどく狭くて。

おまけに壁も薄いし、耐震も怪しいし

美人で気立てのいい幽霊が住み着いているわけでもない。

 

そんな、比較的残念な部類の我が家なんですが

一つだけ、絶対的に誇れるものがありまして。

 

ONE PIECEが、全巻揃ってるんですよ。

 

ここ最近の外出自粛は、もう尾田先生の思し召しだと思って

昨日くらいから、また読み返してるんです。

 

いやぁ、面白い。

 

本当に面白い。

知らない方のため、ざっくりと説明しますね。

 

~あらすじ~

 

とある小さな村に生まれ育った、一人の少年、モンキー・D・ルフィ

彼は一人の偉大な海賊との約束を果たすため、そして何より己の夢のために、「ONE PIECE」と呼ばれる伝説の秘宝を探す旅へと繰り出します。

 

ONE PIECE」とは、かつて世界中を冒険し、この世の全てを知った男

海賊王「ゴールド・ロジャー」が遺したといわれる財宝で

数いるライバルたちを退け、見事それを手にしたものには

「海賊王」の称号が与えられます。

 

ルフィの目標はもちろん、「海賊王」になること。

そのために世界でもっとも偉大な航路「グランドライン」を目指します。

 

道中でほかの海賊や海軍、そして何より頼れる仲間たちと出会い、少年の物語は次第に勢いを増していきます。

 

果たして少年は「海賊王」になれるのか。

また、一繋ぎの大秘宝「ONE PIECE」の正体、そしてそこに隠された世界の秘密とは―?

 

 

と、ざっとこんな感じです。

大好きなので、まじめに書きました。

あと原稿用紙五枚分くらい書きたいです。あらすじを。

 

現在、最新刊が96巻と、もう長いこと連載を続けているのですが

(確か、僕よりも年上です)

 

その面白さは薄まるどころか、ここ最近で一気にぐんと加速しています。

 

そして、読み返しても面白い。

もうみんな格好いい。大好き。

 

よし。

王になろう。

 

やっぱ男たるもの、王を目指してなんぼですよ。

僕もルフィみたいな、格好いい生き方をしていきたい。いや、していきます。

 

というわけで、王になろうと決めたのですが

問題は、「何の王になるか」です。

 

例えば、海賊王とまではいかずとも

ローマ法王とか、サウジアラビアの王とか、その辺でもうすでに厳しい。

 

ムシキング、とかでも多分難しいでしょう。

僕はもう、あの競技を引退して長いですからね。ブランクもあるし。

 

となると、近所の小さい子供たちを捕まえて、彼らを従えるしかないのでしょうか…

 

と、ここまで考えて、気づきました。

 

僕実は、苦手なんです。

人の上に立つの。

 

…はい、いったん話を整理しましょうか。

 

・王になりたい

 

・人の上には立ちたくない

 

うん。

詰んでない?

 

いや待て。

落ち着け。

 

考えろ。考えるんだ貝。

今こそ漢検三級、英検三級の頭脳を振り絞るとき。

 

……。。

…そうだ。

こうすればいいんだ。

 

例えば、例えばですよ。

 

①右手で、きつねを作ります。

②それを、左手で撫でてあげます。

③右手のきつねは喜びます。

 

このように

「いかに右手きつねを喜ばせるか」を競う競技を

仮に「ペニャソン」と名付けましょう。

 

今、世界中で「ペニャソン」を極め、「ペニャソン」を追求している人間「ペニャソニア」は、間違いなく貝一人。

 

そう。

「ペニャソン」について、貝に勝てるものは、世界に一人もいないのです。

 

これはもう

王なのでは?

 

しかも、誰の上にも立っていない。

誰の下にもついていない。

 

これを、王と呼ばずして、いったい何と呼びましょうか。

 

あぁ、いいですよそんな、頭を上げて。

楽にしてください、楽に。

 

いやぁ、人間やればできるもんですねぇ。

まさかこの僕が、「ペニャソン」の王になれるなんて。

 

はは、そんなに称えないで。

あ、痛い。賞賛のまなざしが痛い。

 

このブログを読んで

「自分もペニャソン、始めてみようかな…」

と、「ペニャソニア」を志しているそこのあなた!

 

一人で抱え込まずに、身近な誰かに相談してください。

 

僕でよかったら、聞きますよ。話。

 

ではまた次回!