貝が喋る

あぶくのような言葉たち

鳴かぬなら?

~登場人物紹介~
 
しじみ
貝の類。
 
あさりん
貝の類。
 
ほたほた
貝の類。
 
 
 
「粗いよ、分類が」
 
「味とか、しっかり書いてほしいよね」
 
「そこじゃあないんだよなぁ。
あさりんのその、食材意識の高さはなに?」
 
「忘れられてなかったんだ」
 
「それはそう。
初登場が、最後の舞台かと思ったよ」
 
「さて、今日は」
 
「この、貝のブログ公式キャラクター達で
大喜利をやっていきたいと思います!」
 
「大丈夫?」
 
「ん?
何が?」
 
「急に、こんな企画始めちゃって。
面白いこと、言えんのかなぁって」
 
「あー、まぁそこに関しては
最悪、僕達が滑っても作者のせいってことで」
 
「ま、滑らないけどね。」
 
「自信がすごい」
 
「気になる今回のお題は、こちら!」
 
『「鳴かぬなら」?』
 
「「うわ~、でたよ」」
 
「え、そんなサがる⁈」
 
「もうやりつくされてるって」
 
「小学校で、十回はやった」
 
古今東西で考えられてる」
 
「目録ができてる」
 
「そんな⁈
僕が知らない世界線の話してない?」
 
「まぁでも、二人がそんなに言うなら、今回は別のお題に…」
 
「はい、できた」
 
「やるんかい」
 
「鳴かぬなら
そういうタイプの
 
「学者肌だね」
 
「はい、僕も」
 
「お、あさりん」
 
「鳴かぬなら
それでもいいさ
 
 
「…う~ん、でもやっぱり、やりつくされただけあって
二人とも、聞いたことあるっていうか、二番煎じっていうか…」
 
「ま、二人のレベルなら、しょうがないか‼
 
(カチン)
 
「はい」
 
「はいほたほた」
 
「鳴かぬなら
とっとと逃がして
次の鳥」
 
早いよ、切り替えが
ポケモンの厳選?」
 
「はい」
 
「はいあさりん」
 
「鳴かぬなら
夢で逢いたい
春の月…」
 
情緒よ。
そこまで想いがあるなら、鳴いてあげて?」
 
「はい」
 
「どうぞ」
 
「鳴かぬなら~?」
 
\バイブスぶち上げー‼/
 
ホトトギスゥ‼yeah!!」
 
 
コール・&・レスポンス⁈
え、誰今のオーディエンス⁈」
 
「タニシ」
 
「タニシ⁈」
 
「田んぼから来てくれた」
 
「田んぼから⁈」
 
「電話一本で」
 
「フッ軽」
 
「はい」
 
「お、あさりん」
 
「鳴かぬなら
…あれ、鳴かぬなら…
…鳴かぬなら⁇」
 
大丈夫⁇
検査とかいる?」
 
「はい」
 
「はいほたほた」
 
「なーんで鳴かないの⁈
どうして鳴かないの⁈
飲み足りないから鳴かないの‼
ハイ‼」
 
ちょっと待ったちょっと待った
 
「怒られちゃうから。
多方面から」
 
「はい」
 
「はいあさりん」
 
「鳴かぬなら
値札を張り替え
二割引き」
 
訳アリ
 
「てかさぁ、俺たちばっかりやってるけどさ」
 
「そうだよ、しじみみも一個くらい回答してよ」
 
「え、僕?」
 
「そうそう、ずっと司会とかずるいし」
 
しじみみなら、絶対面白いこと言ってくれる‼」
 
ナチュラルなプレッシャーやめて。
うーん、でもそうだな、鳴かぬなら…」
 
「鳴かぬなら
今夜は焼き鳥
 
「とか、かな//」
 
「「………」」