貝が喋る

あぶくのような言葉たち

ちょっとした、掃き溜め

今日は、昼頃からずっと

学部の友達と、ボードゲームをして遊んでいました。

 

疲れましたねぇ。

 

何しろ、12時間以上ぶっ通しで遊んでいたわけですからね。

僕はあまり、人と長時間いるのが得意ではないので、家に帰ってやっぱり、ホッとした瞬間がありました。

 

でも、それ以上に、楽しかった。

 

普段誰かと長く一緒にいると、どこかでスイッチが切れるタイミングがあったりするんですよ。

スッて、世界の明度が一段階落ちるっていうか。

「あ、しんどいな」ってなる瞬間がある。

 

そうなると、そこからは耐久レースなんですよね。

それまでは、人と話すことで僕自身もエネルギーをもらっていたはずなのですが

その『落ちる』瞬間を過ぎると、もうその供給がストップしてしまうんです。

 

けれどだからと言って、一人機能停止してしまうわけにはいかないから

惰性と、残りかすの気力で何とか、終わりまでもっていこうとする。

 

そんな日は、家に帰ってきた瞬間、どっと疲れが襲ってくるんです。

 

でも、今日はそれがなかった。

 

一番大きいのは、やっぱり「ボードゲーム」の存在ですね。

 

ゲームに集中している間は、もうその盤面が全てですから。

余計なことを、ごちゃごちゃ考える隙間がないんです。

 

一緒に集まっているのも、そういうやつらばっかりですしね。

何の気も遣わないで、完全にゲームに没頭できる。

 

この「隙間がない」っていう状態は、日常でも大事だと思うんですけど

なかなか普段の生活で、そんな風に何かにのめり込むことってないんですよね。

 

それに多分、僕には(誰にも、多かれ少なかれあるとは思いますが)根本的な欠陥があって

何かを詰め込むことで目をそらすっていうのは、本質的な解決にはなってないんじゃないかな、なんて考えたりもします。

 

自分とは、死ぬまでの付き合いですからね。

 

あんまり好きじゃないけれど、欠陥とか欠落とかとも、うまくやれたらいいですよね。

 

とはいえ、一朝一夕で何とかなる話でもないので。

 

とりあえず、今日は楽しかった。

それでいいかなって思います。

 

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(__)m